いつの時代も人は学ぶ。

教える・学ぶとテクノロジーの関係を考える、内藤です。

私は、個別指導・家庭教師を主な仕事としています。

参考URL: https://governess-based.com

 

そのため、ITを使った教育や、教育サービスの変化を身近に感じています。また、2児の母でもあるため、今後の学びの変化についても関心を持っています。

 

来年の教育改革に向けて、学校教育やさまざまな教育サービス、学びの内容・方法がどんどん変わってきています。

そして、子どもの教育サービスだけでなく、親の子どもの教育に関する情報収集の場も大きく変わってきているのではないでしょうか。

 

十数年前は新聞を読んでも本を読んでも載っていないような情報、限られた人にしかアクセスできなかったような情報が、今は一瞬で手に入ります。

 

自分の子どもと同年代の子どもは何を習っているのか。最新の子供向け教育サービスとして何が出てきているか。我が子が学校で困らないためには、何かに秀でるためには、幼児期に何をやるのがいいか。

 

そういった、身近に知りたい情報が、すぐに集められるのです。安心する半面、情報が多すぎて困ってしまうこともあると思います。たとえば、情報収集だけでものすごく時間がかかって疲れてしまったり、他の子どもや親の情報と我が子や自分を比べて、気にしたり不安に思ったりすることも増えたのではないでしょうか。

 

学ぶ機会や方法についてもいろいろ情報が集められるからこそ、「我が子にはいろんなことを人並みにできてほしい」という気持ちも強まるのではないかと思います。

「自分が苦手だった英語を、我が子は苦手にさせたくない」

「我が子はどうも友達つき合いに消極的だ。将来、コミュニケーション力が育つだろうか」など、子どもに対する期待や不安は尽きません。

 

でも、子どもに「こうなってほしい」と望むだけなく、「子どもには個性がある」という前提に立って、その上でどうなってほしいかを考えることも大切なのではないでしょうか。

 

大人でも、一人一人に好きなこと・嫌いなことがありますよね。

好きなことはたくさんやりたいし、嫌いなことはできるだけしたくない。できることできないことがあること、でこぼこがあることを自覚し、その上で社会の一員として生きています。

 

自分の子どもを、すぐ目に入る他人や集団と比べて「これができる、あれができない」と気にして、できないことを穴埋めしようとするだけではなく、一人一人が自分の個性を客観視し、社会でどのように個性を発揮できるのか、考える力を持たせることも大切ではないでしょうか。

 

能力がいくら高くても、全てがパーフェクトにできる人はいない。自分のでこぼこを謙虚に自覚し、その上でどうするか考えられる。他人のデコボコも認められ、自分と他人のでこぼこをうまく合わせて大きな力にできる。そんな力を育むことも、また大切ではないかと思うのです。

そしてそんな力が、多様性が高まるこれからの社会で活躍できる源になる気がします。

 

そのためには、親自身が、たくさんの情報を踏まえた上で、多角的にものごとを見ることが大切なのではないでしょうか。